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浮気は、恋人（パートナー）にとって本当につらく悲しく、心が深く傷つけられる行為です。浮気が原因で家族がバラバラになり家庭崩壊・人間不信・病気等様々な悪事に見舞われるような事になれば、人生が一変してしまいます。
はたして浮気とは、どこからが浮気で、どこまではそうではないのか？とよく聞かれますが、男女間でも捉え方には差異があり、実際は浮気の定義とは人それぞれであり、価値観の違いも様々であると言えます。目で異性を追っただけでも「それは浮気だ」と感じる人もいれば、肉体関係があったとしてもそこに気持ちが無ければ問題はないと言う人もいます。浮気の定義の正解と言えるものは無いのかも知れませんが、大まかには「恋人がいるのに別の異性とデートした」、「キスをした」、「SEXをした」、「相手を好きになった」といった点が認められた場合等を『浮気』の判断基準とする場合が多いようです。
法的に、「不倫」（＝「不貞行為」夫婦間の貞操義務に違反する行為）と言われているものは「肉体関係」を指していますが、「キス」や抱擁といった行為を目撃（直接現場を目撃する、もしくは証拠となる写真や画像を見る）したりすると、「不貞」にはならなくても「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因になる可能性があります。
不貞行為とは「性交渉（ＳＥＸ）」を指すので、「キス」「抱き合う」「手を握る」等だけでは不貞行為とは認められません。最高裁判所の判例でも、不貞な行為とは「配偶者がある者が、自由な意思に基づいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」を指していて、「相手方の自由な意思に基づくものであるか否かは問わない」とされています。例外的ではありますが、婚姻関係にない男女関係であっても「内縁関係」・「事実婚」等、夫婦と同じ生活を継続している場合には、お互いに貞操義務を負うものとされています。

一昔前であれば、男性であれ女性であれ、浮気は「イケナイ事」と思いながらも、ついつい流されて罪悪感を持ちながらも続けてしまい、気づけば離れられなくなるといった傾向がありましたが、現代においては単にライフスタイルの一環だと捉えることで、さして罪悪感を抱く事なく楽しんでいる人たちも（全体ではないものの、かなり多くの割合で）増えてきていると思われます。
男性の場合、浮気をする心理状態としては、理由は様々ですが、最も多いのは「性的処理」（性行為に不満・妊娠中でＨが出来ない・性癖が叶えられない等）が挙げられます。ただ最近では精神面でのパートナーを求めている方も多くなっているようです。妻もしくは恋人が自分の気持ちを理解してくれない、等の場合です。
女性の場合の心理状態としては、主に「淋しさ」（夫若しくは恋人がかまってくれない・愛情が薄れてきている・会話がない等）から他の男性に惹かれしまうという傾向が強いようです。それでも中には男性的に「性的処理」を目的とした割り切った関係の「肉食系女子」ともいえる女性が増えている傾向もあるようで、稀に「ビタミンＨ」の補給（Ｈ＝性行為を重ねる方が健康に良いといった発想）等と言い不特定多数の男性と頻繁に浮気に励む「野獣系女子」も存在すると言われています。